今、印刷業界は未曾有の厳しい社会環境の渦中にある。2008年の印刷産業規模は、出荷額6兆9千億円、事業所数2万96百事業所、従業員数35万4千人。少子高齢化、経済成長の成熟、そしてメディアの多様化などの影響を受け、市場規模は縮小の一途を辿っており、このままでは将来的な成長を望むことはできない。
このようなことから、全印工連では昨年度から「産業戦略デザイン室」を立ち上げ、2020年の印刷産業の在り方について、さまざまな調査と研究を重ねてきた。
その答えが、10月16日に全日本印刷文化典in岐阜に併せて開催された全印工連フォーラムで“産業成長戦略デサイン”として「産業成長戦略提言2010」が発表された。
このなかで、2020年に向けて自分たちはどう考え、どのようなポジションを得るべきなのかを、目指すべきソリューション・プロバイダーの意味、将来的に進出可能なさまざまなソリューションの事業領域(経営・販売・感性価値・クロスメディア・クリエイティブ・プリント・フルフィルメント・海外ビジネス・地域活性)とその方法論など、多くの提言が行われている。
北海道印刷工業組合は、この「産業成長戦略提言2010」の内容についての説明会を開催する。
記
1.日 時 |
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平成23年1月7日(金)
午後2時〜3時 |
2.会 場 |
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札幌グランドホテル
(札幌市中央区北1条西4丁目 電話011-261-3311) |
3.テ ー マ |
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「2020年をデザインする〜ソリューション・プロバイダーを目指して〜」 |
4.講 師 |
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全日本印刷工業組合連合会
産業戦略デザイン室 副委員長 岸 昌 洋 氏
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5.受 講 料 |
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無 料 |
6.定 員 |
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100人
(申込先着順で定員になり次第締め切ります) |
7.申込締切 |
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平成22年12月20日(月) |
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