|
2010全印工連フォーラムが、10月16日午前9時30分から、岐阜県岐阜市の岐阜グランドホテルで開催された。
今、印刷業界は未曾有の厳しい社会環境の渦中にあり、2008年の印刷産業規模は出荷額6.9兆円、事業所数2.96万事業所、従業者数35.4万人。少子高齢化、経済成長の成熟、メディアの多様化などの影響を受け、市場規模は縮小の一途を辿っており、このままでは将来的な成長を望むことができないことから、全印工連では昨年、「産業戦略デザイン室」を立ち上げ、2020年の印刷産業の在り方について調査研究を進めてきた。
フォーラムは、この概要について、最初に島村博之産業戦略デザイン室委員長が「産業成長戦略デザイン」について提言を行い、つづいて「ソリューション・プロバイダーを目指して」をテーマに、パネルディスカッションが行われ、目指すべき「ソリューション・プロバイダー」の意味をはじめ、将来的に進出可能な様々なソリューションの事業領域の提言を行った。
| |