「実践!今日から始める業態変革ワンストップサービス」
〜印刷業は業態変革の代名詞〜
平成22年度全道委員長会議、
上期北海道地区印刷協議会、経営者研修会開催
 平成22年度全道委員長会議、同上期北海道地区印刷協議会が、6月11日午後1時30分から札幌市中央区のエイト会館で全日本印刷工業組合連合会の萩原誠業態変革推進企画室委員長、池尻淳一事務局次長を来賓に迎え、全道から支部長と委員30余人が出席して開催された。
 また、全体会議の中で、経営者研修会として全日本印刷工業組合連合会の萩原誠業態変革推進企画室委員長を講師に「実践!今日から始める業態変革ワンストップサービス」〜業態変革は印刷業の代名詞〜をテーマに講演が行われ、委員会出席者と組合員50余人が聴講した。

〔全体会議・北海道地区印刷協議会・経営者研修会〕
 最初に、岡部康彦理事長が、参集の組合員ならびに来賓に謝意を表し、「今日は東京から業態変革のプロというか第一人者の萩原委員長が講演のためにわざわざ来てくれた。今、我々の業界は大変な時期である。今日は皆さん方と一緒に勉強してこれからの印刷業界がどうしたら良くなるかを話し合いたいと思っている」とあいさつを述べた。
 次に、来賓紹介が行われた後、経営者研修会に移り、全日本印刷工業組合連合会の萩原誠業態変革推進企画室委員長を講師に「実践!今日から始める業態変革ワンストップサービス」〜業態変革は印刷業の代名詞〜をテーマに講演が行われた。
 萩原講師は、始めに印刷業界を取り巻く環境について説明し、電子と印刷の共存の可能性、ワンストップサービスの考え方について述べ、それぞれの印刷会社があり川上から川下へいろいろなサービスがあるので自社でどういうことに取り組んで行くのかを先ず考え、できるところから取り組んでほしい。全印工連に6,400社あれば6,400通りの業態変革がある。明日の発展のための今日から業態変革に取り組み始めようと結んだ。
 つづいて、池尻淳一全印工連事務局次長から、全印工連の事業概況として、全印工連平成22年度事業計画、MUDの普及・啓発、官公需入札制度への対応、組合員台帳調査の実施、日印産連「技能五輪・オフセット印刷職種」国内選考会等について説明が行われた。

〔合同委員会〕
 全道委員長会議合同委員会に移り、伊藤専務理事から「今までは分科会形式で委員会を開催して来たが、世の中がグローバルになり委員会を横断するような課題が増えて来たので、全委員会の課題を全ての委員が共通して認識するように合同委員会にした」と委員会の運営についてと北印工組平成22年度事業計画の概要が説明され、岸昌洋経営革新・マーケティング事業委員長、飯村俊幸教育・労務・環境事業委員長、板倉清組織・共済事業委員長、大和繁樹青年部事業委員長からそれぞれ所管事業の内容や運営方針等が説明された。
 次に、板倉組織・共済事業委員長が進行役となり、組合組織拡大のための加入促進を中心に意見交換が行われ、岡部理事長から意見交換の内容について集約発表が行われ、最後に萩原全印工連業態変革推進企画室委員長、池尻同事務局次長からそれぞれ感想所見が述べられた。

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