'09北海道情報・印刷産業展が盛大に開催
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52社145小間が出展、来場者6,350人
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北海道印刷工業組合と関連6団体で構成する北海道情報・印刷産業展実行委員会が主催する'09北海道情報・印刷産業展が9月10日から12日までの3日間、札幌市白石区のアクセスサッポロで52社145小間の出展で盛大に開催され、設備導入、情報交換の場としてユーザーはじめ関係者から高い評価を得て、会期中6,350人の来場者で賑わった。 また、10日と11日に開催した4つの公式セミナーは盛況であった。 |
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'09北海道情報・印刷産業展は、北海道印刷工業組合、北海道グラフィックコミュニケーションズ工業組合、北海道製本工業組合、北海道フォーム印刷工業会、日本グラフィックサービス工業会北海道支部、北海道紙器段ボール箱工業組合、北海道印刷機材販売業者懇話会の7団体で構成する北海道情報・印刷産業展実行委員会の主催、経済産業省北海道経済産業局、北海道、札幌市の後援を受けて、9月10日から12日までの3日間、札幌市白石区のアクセスサッポロを会場に開催され、会期中6,350人の来場者で賑わった。 同展は、21世紀の情報化時代を見据えて、IT時代に対応するために開催され、北海道の印刷関連業者に的確な情報を提供するため、プリプレス、プレス、ポストプレスに加えて各種ソリューションまでの全工程にわたる最新機材が出展された。 展示会の初日の10日午前9時30分から、来賓・出展者などが出席して開会式が開催された。 最初、岡部康彦実行委員会会長(北海道印刷工業組合理事長)が、来賓に対して臨席のお礼、機器・資材メーカーならびに北海道印刷機材販売業者懇話会会員に対して出展と協力のお礼を述べた後、「印刷を取り巻く環境は、国際化、高度情報化、少子高齢化、成熟化という4つの潮流の影響を受け大きく変化して来た。従来の印刷物製造というハードビジネスに加え、サービスの提供を行うソフトビジネスを領域とする新しい形の情報価値創造産業へ変容、変革することによって新しい道が開けるものと確信している。今年のセミナーはその点を考慮して内容の充実を図り、望まれる印刷・関連企業になるためにをテーマに4つのジャンルで開催し新たな情報発信を行うことにした。またパリとニューヨークで大好評を博した展示会をそのまま、この会場に持ち込み印刷の感性価値を追求したNIPPON creative printing showと第2回メディアユニバーサルデザインコンペ展を同時開催する。3日間で7,000人の来場者を見込んでいる」とあいさつした。 次に、来賓紹介が行われた後、2人の来賓から祝辞が述べられた。 柚原北海道経済産業局長(牧内勝哉地域経済部長代読)は、「この1年位の経済変動は非常に大きなものがあり、自動車、電器製品等の製造が大きな影響を受け、景気、消費マインド、投資マインドもダウンした。政府の経済対策の結果、ここ4ヵ月間では経済統計を見ても持ち直しの動きが起きている。印刷産業は産業需要・個人需要を含めて全体の需要を計るセンサーの役目を果たしており、4〜6月は前年比7%減の生産額となっているが、今は立ち直りの局面を感じているのではないかと思う。印刷産業は技術開発が進んでいるので、次の立ち上がり局面では新たな分野があると思うので市場の動向を探りながら、さらに新しい技術開発を行ってほしい。北海道情報・印刷産業展は新しい技術・トレンドを情報交換し共有するすばらしい機会と思っている。この産業展をきっかけに経済、ビジネスの立ち直りが上手く行くように祈念する」と述べた。 上田札幌市長(平木肇ものづくり支援担当課長代読)は、「道内の印刷業界関係者が一堂に会し、最新の機器が紹介されるこの展示会は関係者はもとより市民に対しても印刷の技術力の高さを伝える絶好の機会である。高度情報化が進み経営環境の変化が著しい現代において情報産業と製造業を兼ね備えた情報価値創造産業としての発展を標榜され、北海道情報・印刷産業展を毎年開催し積極的に情報発信を行っていることに敬意を表する。札幌市の製造業において印刷業は食料品製造業に次ぐ製造品出荷額を誇り関連業種も多く他の産業への波及効果の高い主要産業の1つである。印刷産業の皆様は今後も本市の産業を支える基幹産業の担い手として活躍されることを期待する」と述べた。 つづいて、テープカットに移り、来賓の牧内勝哉北海道経済産業局地域経済部長、平木肇札幌市経済局産業振興部ものづくり支援担当課長、岡部康彦実行委員会会長、齊藤勝市実行委員長(北海道印刷工業組合副理事長)によりテープカットが行われ開幕した。 また、同展において「NIPPON creative printing show vol.1と第2回メディア・ユニバーサルデザインコンペ入選作品展が同時開催された。 さらに、10日と11日には、望まれる印刷・関連企業になるためにをテーマとして4つの公式セミナーが開催され、盛況であった。 |
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