日印産連・新キャッチフレーズ決まる | ||||
「Printomorrow〜明日のいいこと、印刷から〜」 | ||||
社団法人日本印刷産業連合会が募集していた印刷産業界の新しいキャッチフレーズが「Printomorrow〜明日のいいこと、印刷から〜」に決定した。また、「2009年『9月印刷の月』PRポスターデザイン」の入賞作品も決定した。
|
||||
|
||||
公募にあたっては、印刷産業について、一般社会の人々や印刷産業に従事する人々がどのようなイメージを抱いているのかを知ること、また、公募を通じて印刷産業に対する理解を深めてもらうことも目的とした。 応募総数は5,613作品で7月13日の本選考会では、日印産連広報委員会委員など14名による厳正な選考の結果、現在の印刷産業の目標、方向性を簡潔なフレーズで表現した作品として岩井みのり氏(フューチャーワーズ・東京都)の『Printomorrow〜明日のいいこと、印刷から〜』を最優秀賞に選んだ。 今後4年ほどにわたり、「9月印刷の月」など日印産連主催のイベントの周知ポスターやパンフレットおよび会員団体の諸行事の印刷物で活用していく。 【最優秀賞作品のコンセプト】 Printomorrow(プリントゥモロー)は、「Print=印刷」と「Tomorrow=明日」による造語。先の見えにくい今だからこそ、まず印刷業界から、まだ見ぬ明日を、新しい価値をくっきりと発信していく。さらにPrintには「印象づける」という意味があるように、社会が進むべき方向・将来を印刷で明確に刻みつけていく。そんな前向きな思いと、未来への姿勢を表した。 ▼その他の入賞作品 ・優秀賞(2点)「印刷で広がる社会 つながる未来」、「印刷にあふれるエコの知恵と夢」 ・佳作(3点)「e−印刷 e−未来」、「印刷で伝える喜び 伝わる感動」、「印刷でつながる世界つなげる未来」 ◇
同時期に募集した「2009年『9月印刷の月』PRポスターデザイン」の応募点数は、一般部門78点、学生部門22点になった。 7月13日に選考会を行い、入賞作品を決定した。最優秀賞は、株式会社宝文社(大阪市北区、全印工連所属)の企画開発課チーム(制作者=松畑哲司氏、黒田智詠氏、阿部育子氏)が受賞した。 【最優秀賞作品のデザインコンセプト】 『印刷のない生活』 印刷のない生活がどれほど不便で、味気ないものかを表現した。私たちの生活において印刷は密接に関係しており、切っても切り離せない存在になっている。何気なく見ている印刷物には、意外と重要な情報が含まれており、その必要性を直截的に感じてもらえるようなデザインにした。雑誌の表紙を連想させるシンプルなデザインにし、メッセージが伝わりやすいように工夫している。 |
||||
|
||||