今日、各産業界および個々の企業に対して、社会的責任を果たすためのコンプライアンス活動の重要性が求められている。全印工連MUD推進プロジェクトでは2007年度から、全ての人に優しく、より多くの人が快適に利用できることを目的としたユニバーサルデザイン思想の一環である「メディア・ユニバーサルデザイン(MUD)活動」に取り組んでおり、ユニバーサルデザインに対応した印刷物をはじめとする様々なメディアの研究を進めている。
この取り組みの一環として、一般社会に対してMUD活動の意義と必要性を広くアピールするとともに印刷業界においても技術の向上を目指すことを目的として「第3回メディア・ユニバーサルデザインコンペティション」を開催する。
応募要項は次のとおり。
- 1.応募期間
- 2009年7月1日〜11月10日
- 2.応募作品(例)
- ・カレンダー・マップ・パンフレット・サイン・パッケージ・チラシ・ポスター・ラベル・ゲーム(UNO、トランプ等)など
- 3.応募資格
- 一般の部:印刷会社、企画制作会社、デザインハウス等に所属している方など。プロ・アマは問いません。
学生の部:大学・短期大学・専門学校・高等学校に在籍している学生・生徒。
- 4.応募対象作品
- 2009年1月以降に制作されたものとし、過去に他のコンクール、コンペティション等に応募した作品は対象外とする。
- 5.応募方法
- 作品1点、予備1点(印刷物または出力紙)とデータ1点(CD−Rにjpeg/eps/ai形式で保存したもの)を出品申込書とともに送る。
- 6.出品料
- 応募作品1点につき、一般:3,000円
学生:無料
11月10日までに銀行振込
- 7.授与賞
- ◆一般の部
・最優秀賞(グランプリ)
表彰楯、賞金30万円、副賞
・優 秀 賞(準グランプリ)
表彰楯、賞金10万円、副賞
・佳 作 表彰楯
◆学生の部
・最優秀賞(グランプリ)
表彰楯、賞金10万円相当、副賞
・優 秀 賞(準グランプリ)
表彰楯、賞金5万円相当、副賞
・佳 作 表彰楯
- 8.審査結果発表日(予定)
- 2009年12月16日
- 9.審査基準
- a.メディア・ユニバーサルデザインの観点から見やすさにおいて優れているもの
b.斬新な発想とアイデアにより独自の新規性や工夫・技法が考慮されているもの
c.色彩構成だけでなく企画・デザイン・素材などの組み合わせによりメディア・ユニバーサルデザインの配慮がなされているもの
d.それぞれのメディア(部門)において実用的かつ機能的なもの
- 10.審査員
- 伊藤 啓氏(東京大学分子細胞生物学研究所高次構造研究分野准教授)
久野哲郎氏(国際ユニヴァーサルデザイン協議会「メディアのUDプロジェクト」担当理事)
武者廣平氏(NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構理事長)
土生英彦氏(色覚問題研究グループぱすてる事務局長)
加藤之敏氏(常葉学園大学造形学部准教授)
高橋正実氏(MASAMI DESIGN)
飯野貴敏氏(東京都印刷工業組合理事)
伊藤裕道氏(NPO法人メディア・ユニバーサル・デザイン協会理事長)
橋本 博氏(NPO法人メディア・ユニバーサル・デザイン協会事務局長)
水上光啓氏(全日本印刷工業組全連合会会長)
森永伸博氏(MUD推進プロジェクト委員長)
- 11.表彰式(予定)
- 日程 2010年2月3日
会場 PAGE2010全印工連ブース
(サンシャインシティ・コンベンションセンター/東京・東池袋)
- 12.応募・問合せ先
- 全日本印刷工業組合連合会
〒104-0041 東京都中央区新富1-16-8
TEL 03-3552-4571 FAX 03-3552-7727
- 13.注意事項
(1) |
応募作品の意匠、特許、実用新案、商標、著作権などの知的財産権は権利者に帰属する。そのため、応募の際は応募者が自ら必要に応じて適切な権利処理を行う。 |
(2) |
応募期間を過ぎての作品応募、振込期限を過ぎての出品料の振込みは、審査・入賞対象から除外する。 |
(3) |
入選作品は展示・公開され、また応募作品はその他印刷媒体にも掲載される場合がある。 |
(4) |
応募作品およびデータは返却しない。 |
(5) |
作品の保管場所や審査会場・展示会場の都合により、作品のサイズによっては実物による出品の受付ができない場合がある。 |
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