定年引上げ等奨励金
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定年の引上げ等には賃金体系の見直しなど経済的負担を伴うこともあり、特に中小企業に負担が大きいことから、これを支援するため、平成19年度から新たに「定年引上げ等奨励金」制度が始まり、現在事業所向けに「中小企業定年引上げ等奨励金」と「高年齢者雇用モデル企業助成金」があります。
(1)中小企業定年引上げ等奨励金(拡充)
70歳まで働くことのできる中小企業を支援するため、「65歳以上への定年引上げ」「希望者全員を対象とする70歳以上までの継続雇用制度を導入」「65歳前に契約期間が切れない契約形態による希望者全員を対象とする65歳以上までの継続雇用制度を導入」又は「定年の定めの廃止」を実施した事業主に対して支給(20〜160万円)されます。
また、勤務時間の多様化の措置を併せて講じた場合には、加算金が支給されます。
過去に継続雇用定着促進助成金を受給された事業主も対象となりますが、就業規則の変更内容により一部対象とならない場合もあります。
(2)高年齢者雇用モデル企業助成金(新設)
65歳さらに65歳を超えて70歳以上まで働くことができる新たな職域の拡大、人事処遇制度の改善、又は、高年齢者を積極的に活用する事業主が計画の認定を受け、モデル性や地域における波及効果のある取組を実施した事業主に対し、支給対象経費の2分の1に相当する額を500万円又は350万円を限度として支給されます。
※詳しくは、(社)北海道高齢・障害者雇用促進協会(TEL011-204-9381)へお問い合せください。
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