業態変革実践プラン全印工連2010計画キックオフ
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2008全日本印刷文化典in鹿児島盛大に開催
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全日本印刷工業組合連合会、九州地区印刷協議会、鹿児島県印刷工業組合が主催する2008全日本印刷文化典in鹿児島が、「時代(とき)を刷り、篤(あつ)き未来を創る。…心を文字に、想いを色に」をキャッチフレーズに、10月17、18日の2日間にわたり、鹿児島県鹿児島市の城山観光ホテルで全国から550人が参加して開催された。17日に記念式典、全印工連メッセージ、記念講演会、記念懇親会、18日には業態変革実践フォーラムが行われ、『業態変革実践プラン−全印工連2010計画』のキックオフを行った。 また、次期文化典は2010年に岐阜県で開催される。 |
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記念式典は17日午後2時30分から「エメラルドホール」で開催された。
はじめに柳正保実行委員長・鹿児島県工組理事長が「無限の大宇宙に向かって発射する国内のロケット基地が鹿児島に2つある。発射台で待機している業態変革推進プランが、この地で本日実践に点火され、大空に旅立っていただければと祈念している」と歓迎のあいさつを述べた。 次いで、主催者を代表して水上光啓全印工連会長が「今大会において全印工連の基本的な理念である『連帯』という言葉をもう一度再確認しようではないか。そして、今大会でキックオフをする新たな『業態変革実践プラン』をぜひ皆さんで議論して持ち帰っていただければ、全印工連としても何事にも代えがたい財産になる。 印刷メディアは人間の心、感性を形にでき、五感を形にできる情報メディアである。情報産業の一員として、ものづくりの力を持った感性価値創造産業としてこれからもわれわれは社会に貢献できるのではないか。 今日、業態変革実践プランがキックオフをする。従来の推進プランはロードマップである。さらに一歩進めて、ロードマップの上を自由に行き来できることを目指したい」とあいさつを述べた。 来賓紹介につづき、来賓を代表して二階俊博経済産業大臣(代読・山崎隆生九州経済産業局産業部長)、伊藤祐一郎鹿児島県知事、森博幸鹿児島市長から祝辞を述べられた。 表彰に移り、印刷産業発達功労者顕彰の3氏に水上会長から顕彰状と記念品が贈られ、さらに組合功労者顕彰者85人と優良従業員表彰者99人に表彰状と記念品が贈られた。 北海道からは、組合功労者として齊藤勝市氏((株)誠印刷・札幌)、辻新八氏((株)辻印刷・室蘭)、寄木清二氏((株)不二プリント印刷所・室蘭)、藤田靖氏((株)プリプレス・センター・札幌)の4人、優良従業員として2社5人が栄えある表彰を受けた。 受賞者代表謝辞に立った印刷産業発達功労者顕彰を受けた浅野健全印工連前会長は「4年前に全印工連会長に選任いただき、この4年間が果たして皆様にどれほどのお役に立ったのかと考えるとまだ心から喜べる心境にはなっていないというのが率直な気持ちである。表彰状を今しばらくお預かりしておかなければと感じている。今年60歳になった。これからが少しでも皆様方のお役に立つ努力をするスタートと肝に銘じて、健康に留意して努力を重ねたい」と述べた。 間直樹九州地区印刷協議会会長が印刷文化典宣言(別掲)を読み上げると賛同の拍手をもって採択し、閉会となった。 午後3時30分から行われた全印工連メッセージでは、「業態変革実践プラン−全印工連2010計画」がキックオフをするにあたって、水上会長が「実践!業態変革 ワンストップサービスで収益拡大へ」と題して基調講演を行った。次いで、業態変革アンケートとして参加者全員で「原点回帰7keys」ver.2の65項目のチェックポイントをもとに自己採点した。 記念講演会は午後5時から「ロイヤルガーデン」に会場を移して行われた。(株)島津興業副会長の島津公保氏が「薩摩ルネッサンス〜歴史に学び 歴史を活かす〜」の演題で、江戸後期を中心とする薩摩の歴史的、文化的価値の再創造運動である「薩摩ルネッサンス」運動を紹介した。 懇親会は午後6時30分から「エメラルドホール」に戻って盛大に行われた。 なお、次期開催地として岐阜県が決定し、懇親会の席上、四橋英児岐阜県工組理事長が「次回2010年の全国大会は日本の真ん中、岐阜で開催させていただく。鹿児島が篤姫ならわれわれは織田信長で行く。信長が天下を取った岐阜の地へぜひ、大勢お越しいただきたい」とあいさつを述べた。 |
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