北海道の印刷　７月号

厚生年金基金に加入しませんか

　厚生年金基金は、国の年金制度に上乗せする企業年金制度のひとつとして準公的な性格を持っています。１階部分は「国民年金」、２階部分は「厚生年金」、３階部分が「厚生年金基金」として基金独自の年金や一時金を支給し従業員の皆様の老後を支える制度として運営されています。
　北海道印刷工業厚生年金基金は、本道の印刷業界のバックアップのもとに昭和58年10月に設立され従業員の皆様の老後の生活安定と福祉向上を理念に事業運営しており、退職された先輩の皆様の老後を支える大切な年金のひとつになっています。

☆基金加入のメリット☆

☆有利な年金が終身保障	基金加入していた方は､亡くなるまで基金から年金が受けられます。国の年金に比べ受給要件・年金額が有利です。
☆上乗せ部分は会社負担	基金の上乗せ部分の年金は全額事業主が負担していますので加入員の負担増はありません。
☆会社負担掛け金は税制上優遇	基金制度加入会社は、掛け金を全額損金算入できるなど税制上優遇されます。
☆退職金を計画的に積立	将来の退職金を基金の加算部分として計画的に積立、資金額費用面で負担軽減･平準化できます。

基金の給付は基本部分と加算部分の２本立て
　基金の給付は、国に代わって基金が給付する厚生年金保険の老齢年金（代行部分）に、プラスアルファーを
上乗せした「基本部分」と基金が独自に設計した「加算部分」２本立てになっています。

基金年金受給の現況

　平成20年３月末現在1,900名弱の皆さんが基金から年金を受け取っておられます。

年金種別･受給者人数	男女内訳	単純平均年金額（年額）
第１種退職年金　　　　　1,313人	男性　　　1,016人	514,000円
第１種退職年金　　　　　1,313人	女性　　　　297人	290,000円
第２種退職年金　　　　　　544人	男性　　　　372人	179,000円
第２種退職年金　　　　　　544人	女性　　　　172人	89,000円

■　１種退職年金　（基本年金・加算年金）
　*基金の加入員期間２年以上で、55歳以上の人が退職したとき
　*基金の加入員期間10年以上で、55歳未満の人が退職したとき
■　第２種退職年金（基本年金）
　*基金の加入員期間２年未満で、55歳以上の人が退職したとき
　*加入員が特例支給老齢厚生年金の受給権を取得したとき
■　選択一時金（加算年金）
　　第１種退職年金を受けられる人が、加算年金に代えて一時金を希望したとき。
■　脱退一時金
　　基金の加入員期間２年以上10年未満で、55歳未満の人が退職したとき。
　*このほか、通算企業年金、遺族一時金があります、詳しくはご照会願います。

基金掛金と厚生年金保険料（基金に掛金､国に保険料を納めます）

年金の相談・照会はいつでもどうぞ

北海道印刷工業厚生年金基金
〒064-0808　札幌市中央区南８条西６丁目エイト会館　電話（011）562-6080