総代会の議事に先立ち、昨年の総代会以降に亡くなられた組合員、伊林謙左右氏(旭川支部)、大澤俊男氏(同)、坂野隆雄氏(同)、砂田正一氏(同)、湯谷昌巳氏(札幌支部)、菊池十一氏(釧根支部)、伊藤哲夫氏(十勝支部)、本田勇氏(同)、辻清一氏(函館支部)、小川孝成氏(同)の10人のご冥福を祈り黙祷を捧げた。
つづいて、岡部理事長からあいさつが述べられ、3人の来賓紹介が行われた後、岡出直人北海道経済産業局地域経済部製造産業課長、辻泰弘北海道経済部商工局産業振興課長の2人から祝辞が述べられ、祝電披露、定数報告が行われ、斉木勲総代(斉木印刷株式会社代表取締役社長・旭川支部)を議長に選出して議事に入った。
議事は、第1号議案平成19年度事業報告について、第2号議案は平成19年度決算(案)について、監査報告が一括上程され、議案説明の後、宗万監事から会計処理・内容が適正である旨の監査報告が行われ、審議の結果、いずれも原案どおり承認された。
平成19年度決算額は、37,756,973円で3,112,993円の当期純利益を計上し、平成19年度末の正味差引財産は14,298,005円となった。
剰余金処分としては、前期繰越剰余金5,628,012円と当期利益金額3,112,993円を合わせた当期未処分利益8,741,005円から処分額として利益準備金350,000円、特別積立金350,000円の合計700,000円として次期繰越金として8,041,005円を計上した。
第3号議案平成20年度事業計画(案)について、第4号議案平成20年度収支予算(案)について、第5号議案平成20年度組合員の賦課金額および徴収方法の決定(案)について、第6号議案理事の報酬(案)についてが一括上程され、議案説明が行われ、審議の結果、いずれも原案どおり承認された。
平成20年度事業計画は、組織の拡大、広報活動の強化、明日に向かって「魅力ある業界づくり運動」の展開、「印刷の月」行事の取り組み、共済事業への加入促進、第28回北海道情報・印刷文化典十勝大会の開催、組織状況の検討、財政状況の検討を柱とした各種事業を実施していくこととした。(平成20年度事業計画は8頁に掲載)
平成20年度予算額は39,850,000円を計上した。
また、平成20年度組合員の賦課金額および徴収方法は、売上自主申告20ランク制として、請求額を指定の期日までに指定の口座・場所に払い込むこととした。
第7号議案平成20年度借入金の最高限度額(案)については、運転資金として1,000万円と決定した。
第8号議案定款の改正(案)については、議案説明が行われ、審議の結果、原案どおり承認された。
第9号議案規約の制定および改正(案)については、議案説明が行われ、審議の結果、いずれも原案どおり承認された。
第10号議案任期満了による役員の改選については、指名推選により役員の選挙が行われ、審議の結果、理事25人、監事2人が選任された。
なお、新しく選任された理事25人は、第8号議案で定款変更を行い、理事定数の変更が行われたため、定款変更認可書の到着した日から就任することとなる。
次に、報告事項に移り、次の3点が報告された。(1)平成23年開催の第29回北海道情報・印刷文化典をオホーツク支部の主管で開催する。(2)組合と組合員との取り引き内規の制定と理事長候補者選出手順内規の改正が行われた。(3)平成20年度期首加入組合員2社と平成19年度脱退組合員18社について、それぞれ報告が行われた。
以上で、総代会の議事を全て終了し、斉木議長が降壇した。
次に、意見交換に移り、用紙価格値上げへの対応、総代会のあり方について意見交換が行われた。
この後、寄付寄贈者2名と退任役員1名に対する感謝状の贈呈が行われ、平成20年度通常総代会を終了した。
会場を移して、懇親会が開催され、なごやかなうちに懇談と情報交換が行われ、親睦を深めた。 |