走りながら考えたこと
第28回北海道情報・印刷文化典十勝大会主管本部長 本田 公一 一部の大規模な会社の経営者を除き、印刷会社のトップのほとんどは自ら営業し、自ら印刷し、自ら配達していると思います。20数年前、晴海でIGASが開かれていた頃には東京の下町のあちこちに、間口1間程度の印刷屋が見受けられました。いわゆるマチの印刷屋。映画、フーテンの寅さんにでてくる虎屋の裏にある朝日印刷所のタコ社長は私が目標とした社長像そのものでした。地域にある商店のチラシや伝票をつくり、地域の人を雇い、儲けが出たらなにがしかのものを地域に還元する。小さいながらも地域に根をはり、安定した経営で永続的に営業しつづける、というものです。 |
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