北海道の印刷　12月号

　常任理事会は、岡部理事長のあいさつの後、定数報告が行われ、理事長を議長に議事に入った。
　最初に、経過報告が行われ、(1)事業実施報告として、北印工組の事業、全印工連・日印産連の事業、中央会等の関連団体の事業について、7月18日の第２回常任理事会以降の活動状況が報告された。
　(2)財務状況報告として、９月末の中間決算の状況とこれに対する中間監査が11月７日に宗万・中北両監事により実施され、会計処理・内容は適切である旨の監査報告をいただいたことが報告された。
　(3)平成19年度各種被表彰者として、北海道産業貢献賞を角副理事長が受賞したことが報告された。
　次に、議事に移り、(1)平成19年度下期事業スケジュールについては、組織の拡大、広報活動の強化、明日に向かって「魅力ある業界づくり運動」の展開、共済事業への参加促進、組織状況の検討、財政状況の検討、第28回北海道情報・印刷文化典十勝大会の開催準備についての下期事業スケジュールが説明され了承された。
　この中で、魅力ある業界づくり運動の展開では、「印刷営業マン人材育成セミナー」と「ＩＴ実践塾」を各支部で開催していくこととした。
　(2)定款・規約の改正（案）については、組織検討特別委員会からの提出を受けて、定款改正（案）、各種規約の制定（案）および改正（案）が説明され了承され、平成20年度通常総代会においての改正案を提出することを決定した。
　定款改正は、中小企業団体の組織に関する法案の改正に伴う改正と、昭和47年制定の定款を組合員の減少に伴う理事並びに総代定数の減員や事業の削除および追加など現状に則したものにするために行う。
　また、これに伴う各種規約の整備を行う。
　(3)平成19年度第３回理事会、新春経営者研修会については、平成20年１月10日に午後１時から第３回理事会、午後２時45分から新春経営者研修会を札幌グランドホテルで開催することとした。
　新春経営者研修会は、講師に全印工連業態変革推進企画室委員の水上光啓氏（水上印刷(株)・東京）を招き、「業態変革３つのステージ　エンドレスに続けよう」をテーマに開催する。
　(4)次期理事長推薦委員会については、平成20年が役員改選期に当たるため、理事長の選出手順（内規）に基づき、平成20年１月10日に第1回次期理事長推薦委員会を開催することとした。
　(5)北海道印刷関連業協議会平成20年新年交礼会については、平成19年１月10日午後５時から札幌グランドホテルにおいて会費8,000円で開催されるので、各支部から多数の参加が要請された。
　(6)脱退組合員については、富士カーボン印刷(株)（札幌支部）、(有)藤原印刷所（函館支部）の２社の脱退を承認した。11月１日現在の組合員数は301社となった。
　以上で議事を終了し、各支部の状況報告が行われ、第３回常任理事会を終了した。