厚生年金からのお知らせ
働く人にとっての
 厚生年金基金加入メリットとは

厚生年金基金とは?
 厚生年金基金は、厚生年金保険に加入している会社で、国の厚生年金保険の給付を一部代行し、その上に基金独自給付を上積みして、厚生年金保険のみに加入の場合より有利な年金・一時金を支給することを目的に、厚生労働大臣の認可を得て設立されている公法人です。
 したがって、将来は国と基金の両方から年金を受け取ることになります。
基金の給付は基本部分と加算部分の2本立て
 基金の給付は、国に代わって基金が給付する厚生年金保険の老齢年金(代行部分)に、プラスアルファーを上乗せした「基本部分」か基金が独自に設計した「加算部分」2本てになっています。

いろいろなメリット
加入員の負担増はなく、上積みの給付に要する掛金は、事業主が全額負担し、全額必要経費(損金)に算入され、税法上優遇されています。
加入員期間が1カ月以上で年金が支給される。国の老齢厚生年金は原則25年必要とされます。
厚生年金保険の被保険者であれば事業主・役員も加入できます。
加算年金はニーズに応じて一時金の選択ができる
 2年以上の加入員期間で退職した場合は、基本年金とは別に一時金(脱退一時金・選択一時金)が支給されます。一時金は希望により、加算年金として受けることができます。
一時金は退職金の働きとしての大きなメリットで活用できます。

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