平成18年新年交礼会が盛大に開催
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北海道印刷関連業協議会
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北海道印刷関連業協議会の平成18年新年交礼会が、1月10日午後5時から札幌市中央区の札幌グランドホテルで多数の来賓と印刷・関連業者350人が出席して盛大に開催された。 | ||||
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次に来賓あいさつでは、内山俊一北海道経済産業局長が「昨年8月の旭川の大会に参加させてもらった。正に新しいビジネスフロンティアに取り組まれ、ITとの融合、文化あらゆる面で北海道の印刷関連業界の皆様のパワーを実感できた。印刷関連業界は我国のコンテンツ、紙製品のクオリティの高さ、技術力、デザイン力を背景にすばらしい発展を遂げている。さらに新しいビジネスフロンティアに向けてチャンレンジされる1年と期待する。北海道経済産業局では第一に政策的キーワードとして企業間の連携促進、人材育成、知財の活用に積極的に取り組んでいく。第二にスピード感をもって取り組むことを重視していく。現場、最前線において常に良く見て、良く話を聞いて、良く分析して仕事に取り組む。その際最も大事なのは北海道の地域のためというハートをもって取り組むことだ。北海道経済産業局は、チャレンジしていく地域、企業、人材を積極的にサポートしていく」とあいさつを述べた。 高橋北海道知事の代理として出席した河村耕作出納長は「1月に入りいろいろなパーティがありたくさんの方にお会いしているが2〜3年前より皆さんの表情が落ち着いて笑顔が多いような気がしている。このことも北海道の経済が底を打って上向きになっている材料と考えたい。北海道の経済対策として道が行っている事業を民間にアウトソーシングをし民間の仕事を増やす。今年4月からは道が中心となって1,000億円規模の保証事業を行う。無担保・無保証人の融資になるので積極的に活用して新しい事業や今の事業の拡大に使ってほしい。雇用の創出、地域産業力の向上、新事業等の創出に繋げていき、北海道ブランドを強化し北海道で儲けられるようにしたい」とあいさつを述べた。 上田札幌市長の代理として出席した小澤正明副市長は「4月に札幌市立大学が開学する。看護学部とデザイン学部という全国には例をみない異なった学部でスタートする大学である。大学設立の趣旨はデザイン学部は地域経済を活性化するのが大きな狙いである。印刷業界の皆様とは連携する部分が多くなると思う。市立大学のデザイン学部の学生、教授スタッフを十分に使ってもらい札幌・北海道の印刷業界の活性化に役立たせてほしい」とあいさつを述べた。 つづいて、乾杯に移り浅野全印工連会長の代理として出席した武石三平専務理事が「昨年いろいろなニュースがあったが、その中で12月に少子高齢化のドアが開いたことが報道された。国では超少子化というそうである。これからはどんどん人口が減っていくそうである。特に若い人口が減るとのことである。悪い面ばかり報道されるが裏を返せば何かそこにいいヒントがあるのではないかと思っている。全国の中小印刷会社7600社が知恵を出し合って新しい印刷業界を作り上げたいと思っている。全印工連では業態変革推進プランを進めており昨年10月に第2ステージに入った。私どもの本業である印刷できちんと利益を出し新しい事業に投資していこうということである」とあいさつを述べ、乾杯をし、歓談に入った。 歓談と名刺交換が続く中、中締めで沼崎晋司協議会副会長が「日本経済は大企業・製造業の業績回復、株価の上昇で明るい日差しが見えてきた。しかし地域格差は大きく北海道は遅れている。今年は何事にもプラス思考のもと前向きな考え方で革新の時代に挑戦して飛躍の一年にしたいと思う」とあいさつを述べた後、明るく、元気よく、力強く、万歳三唱で締め、平成18年新年交礼会を閉会した。 |
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