この大会の準備に関わって以来頭からずっと離れない素朴な疑問です。
たしかに興味のある大会やイベントに2年ほど前から積極的に参加して、運営の仕方とかスタッフの対応、食事とかを参加する側から見て来た。だが、参加する人びとに見向きもされずに、ただ流されるだけのイベントになってしまっているのもじつに多いように感じた。
3年前に第26回釧根大会に参加して、特に印象深く感じていることはアイヌの方々が、風俗・文化を非常に分かりやすく解説されていたこと。それに何と言ってもあのサンマの味、そうして会場移動の際、雨のときは傘のアーケードづくりの計画をしたと伺ったとき釧根支部の方々の意気込みを感じた。
第27回旭川大会では旭川支部の身の丈にあった魅力ある大会にするべく、とにかく知恵を絞って何とかしようと熱い議論を交わしながらも楽しく準備を進めています。仲間と言ってもあまり話し合う機会がなかったこともあり、初めのころはコミュニケーションをとるにも、どこか変に気を使う内容ではあったが回を重ねるごとに本音で熱い議論を行えるようになり、最も注目したのは仕事上での情報交換も行われるようになったようで、お互いの協調できる部分を積極的に協力し合う、これこそ『真っ当な印刷人になるため、仲間と共に創る共創ネットワーク』を進めている仲間もいる。
すでに、旭川支部は本番に向けて熱い準備作業が秒読み態勢モードに入っています。旭川大会のコンセプトは『北海道の屋根大雪山連峰と石狩川のスケール感、そこに会する印刷人と旭川市民の交流の場』なので、市民との交流をもうひとつの課題として取り上げ、おもしろ塾を「4つの塾」に分けて開講し、記念講演そうして北のペーパーデザインコンテスト入選作品展と全国カレンダー・カタログ展を、市民向けのイベントとして位置づけております。入選作品とカレンダー・カタログ展の展示は、3F記念講演及び懇親会会場前のロビーを利用しての展示となりますのでお気軽にご参加ください。
この大会の準備に携わることができて、本当によかったと思う。日常の営業活動の中であまり顔を合わす機会のない、部会の委員の仲間たちと仕事を離れての話題で本音で熱い議論ができたこと、そうして全道の仲間たちを熱く迎えるための準備ができることに感謝をしたい。