印刷燦燦
「準ボランティア」で思うこと

常任理事・札幌副支部長 稲田 英昭
札幌三光印刷株式会社 代表取締役社長


 『ボランティア』とは、「自分の意志によって自発的に奉仕活動をする人」(三省堂:広辞林)「無料で社会事業に奉仕する人」(三省堂:国語辞典)等と解釈されている。
 現在、自分が本業以外で関わっているのが「印刷組合支部事業活動」「同窓会支部運営活動」「町内会運営補助活動」です。
 印刷組合では、札幌支部東区分に加入後10数年来、分区員各位並びに支部役員の推薦により、重責な任務をいただいて活動しております。
 同窓会では、札幌支部(本部:小樽市)での会計・総務担当幹事として30年の歳月が経過いたしました。
 町内会では、一昨年居住20年が到来した際に、会長より呼出しがあり「順送り」で町内会役員の要請がありましたが、自分は現役の本業があるので補佐役を引受けいたしました。
 『ボランティア』については、以前から関心事であったのですが、改めて辞書・辞典の説明文と照合してみると、自分の本業以外の活動が何れも純然たる『ボランティア』奉仕活動に該当しないことになります。
 即ち「準ボランティア」と主題に提言いたした要旨であります。
 自分の年齢を考えれば、各々の支援活動にも終止符を打って、次世代の方々にバトンタッチをする時期が間近になった事を痛感致しました。何時迄も物好きな人と、後ろ指をさされない前に辞退する事が肝要かも知れません。
 今、自社の経営内容も大変厳しい状況であり、会社存続を「先見力」と「決断力」に重点をおいて今後速かに実行していきたいと思っております。
 今後は、日常の生活にゆとりが持てて、健康体が維持できるよう有意義な趣味を持ちたいと願っております。