平成16年度事業計画・収支予算を決定

平成16年度通常総代会開催

　総代会の議事に先立ち、昨年の総代会以降に逝去された組合員、小川巳登理氏(旭川支部)、久留宮新也氏(小樽支部)、山中雅一氏(北見支部)、今井吉則氏(札幌支部)、清宮壱男氏(苫小牧支部)の5人のご冥福を祈り、黙祷を捧げた。
　つづいて、岸理事長からあいさつが述べられ、９名の来賓紹介が行われた後、東川敏文北海道経済産業局産業部製造産業課長、宮田成生北海道経済部地域産業課長、杉山憲昭北海道中小企業団体中央会指導課長の３人から祝辞が述べられ、祝電披露、定数報告が行われ、中山正市氏(三元社印刷株式会社代表取締役社長・札幌支部)を議長に選出して議事に入った。
　議事は、第１号議案平成15年度事業報告について、第２号議案平成15年決算(案)について、監査報告が一括上提され、議案説明の後、中北監事から会計処理が適切に行われている旨の監査報告が行われ、審議の結果、いずれも原案どおり承認された。
　平成15年度決算額は、38,574,660円で、276,015円の利益剰余金を計上し、前期繰越利益剰余金989,416円と合わせた1,265,431円を次期繰越利益剰余金とした。
　第３号議案平成16年度事業計画(案)について、第４号議案平成16年度収支予算(案)について、第５号議案平成16年度組合員の賦課金額及び徴収方法の決定(案)について、第６号議案役員の報酬(案)についてが一括上提され、審議の結果いずれも原案どおり承認された。
　平成16年度事業計画は、組織の拡大、広報活動の強化、明日に向かって「魅力ある業界づくり運動」の展開、「印刷の月」行事の取り組み、共済事業への加入促進、財政状況の検討、組織状況の検討、第27回北海道印刷業者大会の開催準備を柱とした各種事業を実施していくこととした。
　平成16年度予算額は、平成15年度決算額を1,425,340円増額した40,000,000円を計上した。
　第７号議案平成16年度借入金の最高限度額(案)については、運転資金として1,000万円と決定した。
　第８号議案賦課金額の改訂については、昨年11月、財政委員会から「財政状況の検討結果・賦課金改訂に関する答申」が行われ、それに基づく賦課金改訂案として現行の20ランク賦課金制度を維持し、札幌支部組合員は19%、札幌支部以外の12支部組合員は16%の増額改訂を行い、平成17年度の賦課金から適用することを決定した。
　第９号議案委員会規約の一部改正(案)については、全印工連の委員会組織の変更に合わせ委員会の名称と業務分担を変更するため委員会規約を一部改正することを決定した。
　第10号議案任期満了による役員の改選(案)については、選考委員による選考が行われ、新しく理事45人と監事２人を選任した。
　次に、報告事項に移り、1)次期理事長推薦委員会の開催結果については、飯村次期理事長推薦委員会座長から、次期理事長候補者として岡部康彦副理事長を推薦することを委員会の総意として決定したことが報告された。2)北海道印刷業者大会の名称変更については、理事会において、時代の動向に合わせ「北海道情報・印刷文化典」とし決定され、来年の旭川大会から第27回北海道情報・印刷文化典旭川大会として使用することが報告された。3)組織検討特別委員会については、理事会において、組合組織の合理化、活性化を図るため、定款改正の必要性、組織運営の分析・検討を行うため組織検討特別委員会を設置することが決定されたことが報告された。4)新規加入組合員、脱退組合員については、平成15年度中の新規加入組合員７社と脱退組合員27社について報告が行われた。
　ここで総代会を一時休会し、新理事による役員選考のための理事会が開催された。
　総代会を再開し、理事長に岡部康彦氏(北陽ビジネスフォーム(株)、札幌支部)を選任したのをはじめとした役員の選任結果と顧問および相談役の選任結果の発表が行われ、岡部新理事長から就任のあいさつが述べられた。(新役員・顧問・相談役の氏名は８頁〜９頁掲載)
　以上で総代会の議事を全て終了し、中山議長が降壇した。
　つづいて、組合活動に対し篤志寄付をされた花井馨氏(白馬堂印刷(株)・札幌支部)と木野口功氏((株)アイワード・札幌支部)、藤田卓也氏(藤田印刷(株)・釧根支部)、中北龍夫氏(三王印刷(株)・札幌支部)の４人と岸理事長をはじめとする退任役員９人に対して岡部理事長から感謝状が贈られた。
　次に、岸理事長から退任にあたってのあいさつが述べられた。
　これをもって、平成16年度通常総代会の全日程を終了し、会場を移して懇親会が開催され、なごやかなうちに懇談と情報交換が行われた。

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