PRINT4・全国青年印刷人
協議会第17回全国協議会が開催される
 PRINT4ならびに全国青年印刷人協議会第17回全国協議会が、2月20日・21日に東京都品川区の御殿山ヒルズホテルラフォーレ東京で開催されました。

 PRINT4は、20日午後3時から開催され、全国に組織を持つ印刷関連4団体(全国印刷緑友会、全日本印刷工業組合連合会・全国青年印刷人協議会、日本グラフィックサービス工業会・SPACE―21、日本青年会議所・印刷部会)が「融合と前進」をテーマに集い、地域や団体の枠を超え、一団体では実行できない人と人との結びつきによって成し得るビジネスコラボレーションや情報の共有化を目指した始めての試みでした。
 全国から400人余り、北海道からは緑友会8名、全青協4名、SPACE―21から3名の合計15名が参加しました。
 オープニングセレモニー、各団体代表挨拶の後、ビジネスコンファレンス(2クール)、懇親会というスケジュールで行われました。ビジネスコンファレンスは時間を1クール、2クールに分け、マーケティングからプレス、シルクスクリーン印刷、DM関連などのスペシャリストが講師となり、参加者は24のコンテンツの中から自分が知りたい、学びたいもの2つを選択するというものでした。私は「箔、箔押しのイメージを変える」というテーブルで、未だ見たことのない素材や事例などサンプルを見せていただきながら、しばし説明に聞き入ってしまいました。全国を見ると世界が広くなる、仕事の幅が少し広がったような気さえしました。
 全国青年印刷人協議会第17回全国協議会は、21日は午前9時から開催されました。
 オープニングセレモニー、議長・来賓挨拶の後、株式会社ビジネスコミュニケーション研究所代表取締役の田中信一氏が「経営センスを高めるデザインニングツール〜待ったなしの経営計画づくり〜」と題し講演をされました。その後、講演を参考に全国各地から集まった10人が各テーブルに分かれ、それぞれ「3年後の自社の経営デザイン・コンセプトづくり」について1時間余にわたりディスカッションを行いました。外部環境がどんどん変化していく中で、自社を代表する製品、技術、人材、風土、顧客について3年後はどうありたいのか?についてさまざまな意見を交わしました。テーブル発表の後、新旧副議長の紹介・挨拶があり閉会となりました。
(青年部委員長 村本 剛)