平成16年新年交礼会が盛大に開催
北海道印刷関連業協議会 |
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北海道印刷関連業協議会の平成16年新年交礼会が、1月9日午後5時から札幌市中央区の札幌グランドホテルで多数の来賓と印刷・関連業者400人が出席して盛大に開催された。 | ||
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新年交礼会は、最初に主催者を代表して、岸洋北海道印刷関連業協議会会長が新年のあいさつで「例年この時期になると、今年はどんな年になるのだろうかという声が聞かれたが、今年はそれがあまり聞かれなかったような気がする。昨年の北海道は、台風や十勝沖地震、冷害などで大きな被害を被り、経済は依然厳しい状況が続いていることに変わりはない。そんな中で、北海道で初めて女性の知事が誕生した。これは北海道経済に追い風になるのではないかと思う。女性の立場から雇用創出を図って、北海道経済の再生を促してもらいたい」と述べた。
つづいて、多数の来賓を代表して、稲見北海道経済産業局長、高橋北海道知事、上田札幌市長の3氏から祝辞が述べられた。 来賓祝辞の最初として、稲見雅寿北海道経済産業局長は「業種業態、ビジネスのやり方次第で格差がみられるようになった。印刷業界においても産業の構造問題が生じているが、コミュニケーションを密にして、新しい環境に対応するようチャレンジしてほしい。」と述べた。 次に、高橋北海道知事の代理の河村耕作出納長が「グローバル化やIT化の進展で、印刷業界も将来を左右する転機を迎えていると聞く。転機を得する方向に活かせば、新市場開拓のチャンスにもなる。動きの激しい時こそ、上向きに転じられるよう向かい風を利用してほしい。」と述べた。 つづいて、上田札幌市長の代理の福迫尚一郎助役が「情報関連産業は急速に発展しているが、印刷業界はとくに高い水準を有しており、業界で開催する展示会も内外から注目されている。多くの経験と優れた技術で、一致団結しながら飛躍されるよう祈念する。」と述べた。 この後、中村守利全日本印刷工業組合連合会会長の乾杯の発声で開宴し、祝電披露が行われ、参加者が新年のあいさつを交わし、歓談を重ねる中、最後に藤井敬一北海道印刷関連業協議会副会長の三本締めで幕を閉じた。 |