「K氏の陰謀」 理事・青年部委員長
村本 剛 株式会社北海道撮影社代表取締役社長 平成8年、当時札幌支部教育委員のK氏からフォーラムへの参加要請があり、何の気なしに参加してみればそれは札幌支部の青年部発会の席でした。集まった私たちは狐につままれた「籠の中の鳥」状態で、密室に監禁され入会を考える時間すらなく、組合の執行部の方々にまんまとはめられ、見事に青年部は立ち上がりました。それは翌年開催された北海道印刷文化典の実行委員会の組織作りでもあったのは言うまでもなく、その文化典では800人の前、壇上で印刷文化典宣言を読み上げるという大役まで仰せつかりました。小学生時代、児童会副会長だった私は、修学旅行から帰ってきたときに、たくさんの父兄を前に挨拶して以来の人生一大イベントであったかも知れません。 その後札幌支部青年部会長を4年間、今は平成13年に発足した北印工組の青年部委員会の委員長と青年部がらみで組合にどっぷりと漬かってしまいました。また、全国青年印刷人協議会の北海道ブロックの副議長として正副議長会と全国協議会で年3回東京へも行っています。お蔭様で札幌はもちろん、道内から沖縄県に至るまで同業者仲間がたくさんできました。仕事のやり取りや、悩み相談、情報交換、イベント協力など多岐にわたってお付き合いをさせてもらっています。 ふと、考えると、これってみんなK氏に誘われ(嵌められ?)フォーラムに参加したのがきっかけだよな……。この7年間自分自身とても得るものが多く執行部をはじめ組合員の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。フォーラムやセミナー・全国協議会の報告は本紙等を通じて毎回行っています。(内容がちゃんと伝わっているか心配ですが)皆さん読まれたことはあるでしょうか?また、本紙やフォーラムのご案内等は若い社員の皆さんが目を通せる環境にあるのでしょうか?なぜなら、できるだけ多くの人たちに青年部の事を知っていただき、皆さんにこの経験をしてもらいたいからです。自分も青年と呼ばれるにはちょっと苦しい年齢にもなってきましたし、どんどん次の世代へ引き継いで行かなければなりません。「何でおまえだけが!」と思われた方、経営者の方でもかまいません。「じゃあ、今度は俺が!」「うちの社員を」と思った方は、今すぐ事務局へご連絡を! |