常任理事会は、岸理事長のあいさつの後、定数報告が行われ、理事長を議長に議事に入った。
(1)平成14年度事業報告については、平成14年度事業報告書として、概況、組織の状況、諸会議の開催状況、実施事業について説明が行われ了承された。
(2)平成14年度決算(案)については、平成15年3月期の財産目録、貸借対照表、損益計算書、予決算対比表、剰余金処分案について説明が行われた後、4月18日に監事2名による会計監査が行われた結果、内容は適切と認められたことが報告され、平成14年度決算(案)を承認した。
平成14年度の収入総額は50,230,397円、支出総額50,061,200円で、税引前利益剰余金169,197円、税引後の当期利益剰余金99,197円を計上し、平成14年度末の正味財産は6,428,416円となった。
また、剰余金処分案として前期繰越利益剰余金890,219円と当期利益剰余金99,197円を合わせた989,416円を次期繰越利益剰余金とすることとした。
(3)平成15年度事業計画(案)については、基本方針とそれに伴う組織の拡大、広報活動の強化、明日に向かって「魅力ある業界づくり運動」の展開、「印刷の月」行事の取り組み、共済事業への参加促進、財政状況の検討についての各事業に取り組むこととした。
(4)平成15年度収支予算(案)については、平成14年度決算額を10,230,397円減額した40,000,000円を計上することとした。
(5)平成15年度組合員の賦課金額及び徴収方法の決定(案)については、売上高自主申告の20ランク制で組合員357社で年間25,330,800円とすることとした。
(6)平成15年度借入金の最高限度額(案)については、運転資金として1,000万円とすることとした。
(7)第26回北海道印刷業者大会決算(案)については、昨年8月23日から25日まで釧路市を中心に開催した業者大会の収支決算で、収支総額は、12,275,498円であったことが説明された後、昨年12月10日に釧根支部監事2名による会計監査と4月18日に北印工組監事2名による会計監査が行われた結果、相方とも内容は適切と認められたことが報告され、収支決算(案)を承認した。
(8)新規加入組合員、脱退組合員の承認については、新規加入組合員として有限会社いとう印刷(旭川支部)、三条印刷株式会社(札幌支部)、標津印刷株式会社(釧根支部)の3社、脱退組合員として野原印刷(旭川支部)、竹川印刷所(北見支部)、松村印刷株式会社(札幌支部)、株式会社大成社北辰印刷(同)、晋州堂松田印舗(同)、有限会社天使印刷所(同)、かど名刺店(十勝支部)、ワーク・ステーション(函館支部)、株式会社そうやプリント(稚内支部)の9社をそれぞれ承認した。
(9)総代の改選については、各支部から選出された総代44人を承認した。
(10)平成15年度第1回理事会、通常総代会提出議案については、第1回理事会を5月23日正午から、通常総代会を同日午後2時30分からいずれも札幌グランドホテルで開催することとし、提出議案は本常任理事会で審議した議案を提出することとした。
(11)その他の事項として、北海道印刷業者大会の名称と印刷用紙の北海道価格解消について提案され、今後検討をして行くこととした。
以上をもって、平成15年度第1回常任理事会を終了した。