業界のうごき
相沢大三氏（さとう印刷・函館）が北海道善行賞を受賞
　有限会社さとう印刷（佐藤美子社長・函館支部）に勤務している相沢大三氏が、この度、優良勤労障害者に与えられる北海道知事賞「北海道善行賞」を受賞した。
　相沢氏は、聴覚に障害があり、社会人になってからは印刷会社で４０年間にわたって製本を担当し、同社には昭和６１年から勤務している。
　同氏は、これまで函館市聴覚障害者協会会長や身体障害者の相談員などを務め、現在は函館市内の総合病院や手話サークルで手話を教えており、こうした活動が評価された。
　授賞式は、９月４日、札幌市で開催された北海道障害者雇用促進・勤労障害者激励大会の席上で行われた。

日本グラフィックサービス工業会北海道支部長に福島博志氏
　社団法人日本グラフィックサービス工業会北海道支部（札幌市白石区菊水元町１条１丁目）は、７月１９日、平成１４年度通常総会ならびに理事会を開催し役員改正を行い、小南支部長が退任し、新しく支部長に福島博志氏（福島プリント(株)・札幌）が就任した。

中村印刷(株)社長に中村裕一氏
　中村印刷株式会社（旭川市１０条通２３丁目）は、この度、中村正一社長が取締役会長に就任し、新しく代表取締役社長に中村裕一氏が就任した。


水　輪 −あとがき−
３年振りの第２６回北海道印刷業者大会が盛大に盛会裡に釧路市を中心に開催されました。
　会場の設営、進行、料理の選定に及ぶまで大変苦労をされておりました。
　特に料理のメニュー作りにはホテルスタッフとの間で相当の葛藤があったようです。
　いくら御当地といっても８月にホテルでカキ料理を出すことは異例のことだそうです。
　また、全ての食材に冷凍物は一切使わず鮮魚にこだわったため、折りからの台風接近で漁模様の情報に一喜一憂されていた釧根支部の皆さんの姿がありました。
　お蔭様で、本当にすばらしい、美味しい、印象に残る大会になりました。
　釧根支部の皆さん本当にご苦労様でした。(I)