総代会の議事に先立ち、昨年の総代会以降に逝去された組合員、石田正五氏(旭川支部)、島元宏知氏(小樽支部)、栗谷義夫氏(同)、米澤忠師氏(同)、原田則良氏(北見支部)、藤澤和光氏(同)、金森宗正氏(札幌支部)、高田治郎氏(同)、野寺勇二郎氏(十勝支部)、五十嵐清氏(函館支部)、高本直次氏(室蘭支部)、信田誠一氏(同)、柴田信一氏(稚内支部)の13名のご冥福を祈り、黙祷を捧げた。
つづいて、岸理事長からあいさつが述べられ、11名の来賓紹介が行われた後、来賓を代表して、北海道経済産業局産業部製造産業課長岡嶋博氏、北海道経済部地域産業課長大村健夫氏、北海道中小企業団体中央会企画調査部長藤澤孝氏の3氏から祝辞が述べられ、祝電披露、定数報告が行われ、井田多加夫氏(株式会社井田印刷工房代表取締役社長・旭川支部)を議長に選出して議事に入った。
議事は、第1号議案平成13年度事業報告について、第2号議案1.平成13年度決算(案)について、2.監査報告が一括上提され、議案説明の後、中北監事から会計処理が適切に行われている旨の監査報告が行われ、審議の結果、いずれも原案どおり承認された。
平成13年度決算額は、46,753,091円で、1,438円の利益剰余金を計上し、前期繰越利益剰余金888,781円と合わせ890,219円を次期繰越利益剰余金とした。
第3号議案平成14年度事業計画(案)について、第4号議案平成14年度収支予算(案)について、第5号議案平成14年度組合員の賦課金額及び徴収方法の決定(案)について、第6号議案役員の報酬(案)についてが一括上提され、審議の結果、いずれも原案どおり承認された。
平成14年度事業計画は、組織の拡大、広報活動の強化、明日に向かって「魅力ある業界づくり運動」の展開、「印刷の月」行事の取り組み、共済事業への参加促進、第26回北海道印刷業者大会の開催、財政状況の検討を柱とした各種事業を実施していくこととした。
平成14年度予算額は、平成13年度決算額を5,246,909円増額した52,000,000円を計上した。
第7号議案平成14年度借入金の最高限度額(案)については、運転資金として1,000万円と決定された。
第8号議案委員会規約の一部改正(案)については、青年部会を委員会とすることとし青年部委員会を新設するとともに労務・環境委員会の定義を公害労務事業に関する委員会から労務・環境事業に関する委員会に変更することが決定された。
第9号議案任期満了による役員の改選(案)については、新しく理事45人と監事2人が選任された。
第10号議案次期理事長推薦委員会の開催結果については、飯村次期理事長推薦委員会座長から委員会の総意として次期理事長候補者として岸現理事長を推薦することとしたことが報告された。
ここで総代会を一時休会し、新理事による役員選考のための理事会が開催された。
総代会を再開し、理事長に岸 洋氏(正文舎印刷(株)・札幌)を選任したのをはじめ役員の選考結果の発表が行われ、岸理事長から就任のあいさつが述べられた。
(新役員氏名は6頁〜7頁に掲載)
次に報告事項に移り、(1)第27回北海道印刷業者大会開催地については、理事会において平成17年度に旭川支部の主管で開催することが決定されたこと(2)財政委員会の設置については、組合財政状況の検討を行うため、財政委員会を設置することが理事会で決定されたこと(3)新規加入組合員・脱退組合員については、平成13年度中の新規加入組合員6社と脱退組合員21社が理事会で承認されていることの3点の事項についてそれぞれ報告が行われた。
以上で総代会の議事を全て終了し、井田議長が降壇した。
つづいて、組合活動に対し篤志寄付をされた角鎮夫氏(東洋印刷(株)社長・十勝支部)と木田恒夫氏(北印工組専務理事)の2人と退任役員13人に対して岸理事長からそれぞれの方に感謝状の贈呈が行われ、退任役員を代表して木田専務理事から謝辞が述べられた。
これをもって、平成14年度通常総代会の全日程を終了し、会場を移して懇親会が開催され、なごやかなうちに懇談と情報交換が行われた。