お気をつけください | |||||||||||||||||||||||||||||
インクジェット官製年賀ハガキは印刷に適するか?
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郵政事業庁は平成14年用お年玉付郵便葉書・インクジェット紙における各種印刷との適性に関しての資料を各郵便局などで公開、購入者に配布を行い、取り扱いについての注意を呼びかけている。 インクジェット紙は、一般家庭にパソコンなどが普及したこともあり、近年、発行枚数を急激に伸ばしてきた。総務省の発表によると平成14年度のインクジェット紙の発行枚数は11億8,746万枚で前年比では64%の増加となった。 このような背景もあり郵政事業庁では、インクジェット紙の増加にともなう各種印刷方式とのトラブルを回避するため、印刷機の種類ごとの項目別にインクジェット紙との適性を次のとおりまとめている。 適しているものとしては、(1)インクジェット方式プリンタ、高速で印刷する場合は注意が必要(2)スタンプ(3)版画(油性インクは不向き)(4)手書き(鉛筆・ボールペン・毛筆・筆ペン・サインペン)(5)シールの貼付け 適さないものとしては、(1)熱転写方式プリンタ(インクリボン方式、昇華型)、印刷面に「汚れ」「かすれ」が発生する場合がある(2)レーザープリンタ、はがき用紙がドラムに巻き付く恐れがある(3)オフセット印刷(はがき持ち込みによる注文印刷を含む)、印刷機の種類、また印刷面のデザインにより、機械を調整する必要があるため、印刷業者に断られることもある(4)複写機(コピー機)、とくにカラーコピーの場合はドラムに巻き付く恐れがある(5)プリントゴッコ、色が白抜けする場合がある(6)ラボショップでのポストカード作成(葉書の裏面に写真を貼付け)、機械によって作成に支障をきたす場合があり、店によっては持ち込みを断られることもある(7)手書き(万年筆、シャープペン)、ペン先が紙に引っかかる場合がある。 |
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インクジェット紙・各種印刷等との適性について
(郵政事業庁)
※表の中で「適さない(×)」としたものについては、一般の無地(再生紙)の利用をお勧めします
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