なぜ、今、ファミリーフレンドリー企業への取組が必要なのか?
21世紀の優良企業はファミリー・フレンドリー企業
平成11年の合計特殊出生率が1.34となるなど、少子・高齢化がますます加速し、また、働く女性の増加や核家族といった家族形態の変化など、労働者の家庭を取り巻く環境も変化してきており、育児や家族の介護は、労働者が就業を継続していく上で、大きな問題となっています。
企業においては、このような状況に応じて、育児・介護等家族的責任を有する男女労働者が仕事と家庭とを両立させ、十分に能力を発揮して働けるような新たな人事労務管理を行うことが必要となります。このような取り組みは、労働者にとってはもとより、企業にとってもメリットが大きく、経営上も合理性を有するものであると言われています。
21世紀の優良企業はファミリー・フレンドリー企業であると言えるでしょう。
(ファミリー・フレンドリー企業のメリット)
企業にとって……労働者のモラールの向上、人材の確保、欠勤の減少 等
労働者にとって……家族とのコミュニケーションの増大、仕事の満足度の向上、ストレスの減少 等
(「『ファミリー・フレンドリー』企業研究会報告書」より)
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