平成11年工業統計発表される 印刷業出荷額前年比▲6.6% 平成11年工業統計(概要版・4人以上規模)が発表された。それによると、印刷産業全体では事業所数8.1%減、従業者数5.4%減、出荷額6.5%減、付加価値額3.8%減となっている。このうち、印刷業は事業所数7.9%減、従業者数5.2%減、出荷額6.6%減、付加価値額3.3%減と、出荷額、付加価値額とも2年連続のマイナス成長となっている。ただし1人平均の出荷額、付加価値額は増加となった。 |
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製造業全体の事業所数は前年比7.6%減、従業者数、出荷額ともに4.7%減となった。出荷額は2年連続のマイナス成長であった。
出版印刷同関連産業は事業者数7.8%減、従業者数4.8%減、出荷額5.5%減となって全工業と同様な傾向を示している。 印刷業に製版業、製本・印刷物加工業、印刷関連サービス業を加えた印刷産業全体では、事業所数は2万2,657社で8.1%減、従業者数は39万9,969人で5.4%減、出荷額は7兆9,143万円で6.5%減、1人当たりでは1,978万円で1.2%減、付加価値額は2兆7,065億円で3.8%減、1人当たりでは934万円で1.6%増であった。 印刷業は事業所数1万6,694で7.9%減、従業者数は31万4,337人で5.2%減、出荷額は6兆8,526億円で6.6%減、1人当たりでは2,180万円で1.5%減、付加価値額は3兆537億円で3.3%減だが、1人当たりでは971万円で2%の増加となった。 この結果、印刷業の出荷額および付加価値額は2年連続のマイナス成長となった。 なお、今回の工業統計は従業者数4人以上の概要版である。 平成11年工業統計(概要版・4人以上規模)
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